落語・洒落話の中の味噌みそ

落語・洒落話の中の味噌

落語・洒落話の中の味噌みそ

 

落語

 

 

 

「落語は聴くものではない、観るものだ」
伝承話芸の落語は、オチ(落ち。落語ではサゲという)のある噺で大衆を沸かせました。手拭いと扇子の2つを小道具に一人で何役もこなします。
演者によって十八番があり、自己紹介や本題へ入るまでのマクラ、本題、締めくくりのオチと続く噺はライブ感が大切です。

 

ここでは味噌にまつわる演目を、本題とオチを文字にしました。
もの足りなかったら You Tube などでご覧ください。

 


落語や洒落話には田楽が多く登場します。
串を指した豆腐に味噌を塗って焼いたものが田楽です。田楽はもともと田植えの時期に歌い踊る猿楽、田楽能の芸能に由来します。串の指さった豆腐の姿が、高足をつけた田楽舞いに似ていることから田楽と呼ばれるようになりました。

 

そして田楽に敬称「御」をつけて略したのが「おでん」です。
今日見られるおでんは全国ほぼ似たような調理法ですが、煮込んだおでんはかつて関東煮(かんとうだき)と呼ばれていました。関西では味噌をつけた焼いたものがおでんです。

 

滑稽本

 

滑稽本は江戸時代の俗文学の一つで、会話文を主体とした平易な文章で、単純な言葉の引っかけや常識から逸脱した言動、下ネタなどを盛り込みながら面白おかしい大衆向けの戯作です。
落語と相互に影響し合ったと言われています。

 

 


 


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