北海道みそ 北海道味噌 | 北海道の郷土みそ

北海道みそ

北海道みそ

 

北海道

 
北海道味噌は北海道味噌醤油工業協同組合の地域団体登録商標です。

 

 

 

 

 

 

 

北海道みその特徴

 

辛口の米みそです。
麹歩合はやや高く、塩分は控えめ。
すっきりした芳香の温和な味です。

 

古くから佐渡や新潟との交流があるせいか、越後みそに近い赤色系の中辛みそが代表的ですが、近年では白みそも多いようです。

 

1年のうち半年が氷温に近い冷寒地で、盛夏でも平均気温22℃にしかならない冷涼な地のため、長期熟成や切返しが必至でした。

北海道みその歴史

 

北海道のみその製法は来道した杜氏(とじ)による移入技術で始まりましたが、気候の異なる北海道では本州と同じつくり方では良いみそができず、苦労を重ねて北海道独自のみそづくりがされるにいたりました。

 

1857年(安政4年)、開拓功労者である江差の商人である鈴鹿甚植右衛門がみそ6万樽を醸造して蝦夷地のほか、京・大阪・江戸などにも移出しようとする計画を立てた記録が残っています。

 

明治維新ののち1869年(明治2年)に開拓史が設置され、北海道と改称されました。

 

1871年(明治4年)に篠路村(しのろむら)*に官営醤油醸造所が建設され、次いで1877年(明治10)と1879年(明治12年)に札幌の街中にもみそ・醤油工場が建てられました。
 *篠路村…現在の札幌市北区、東区の一部にあたる。1855年(昭和30年)に札幌市に編入合併。

 

後にこれらの工場は、民間人に払い下げられます。

 

 

その頃、北海道の主要生産物である大豆が農業開拓の進展と交通輸送手段の拡充により増産されるようになりました。

 

良質の大豆が生産されるようになると、醸造業も盛んになり、1902年(明治35年)には工場数が30になり生産量も増加します。

 

大正年間に入ると北海道第一期拓殖計画と第一次世界大戦の影響により、北海道は食料・資源の供給基地として更に大きく発展を遂げました。

 

1925年(大正14年)には、120工場に。

 

昭和年代に入っても順調な発展を遂げ、1939年(昭和14年)の第二次世界大戦開戦の年には工場数は310にも達し、北海道味噌醤油協同組合連合会も設立されました。

 

終戦後、自由競争時代を迎えるとスーパーマーケット等の量販店の展開やテレビCMによる影響で本州からのみそが大幅に流入し北海道の企業を圧迫しましたが、北海道の企業も再編を進めて企業力をつけることで道内生産量は増大するとともに本州への移出も増加傾向を示しています。

 

味噌を使った北海道の郷土料理 味噌料理

 

  • ちゃんちゃん焼
  • 三平汁
  • あど汁
  • かじか汁
  • ゴッコ汁
  • てっぽう汁
  • 石狩鍋
  • 十勝鍋
  • なんこ鍋
  • 酢みそ
  • イカの鉄砲漬け

 

 

北海道みその製造元 製造メーカー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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