信州みそ
信州みその歴史
中世鎌倉時代、信濃国筑摩郡(現在の松本市)出身の法燈国師 覚心和尚 が宋からみその製法を習い、帰国後、覚心が創建した佐久市の安養寺を発祥の地として布教のかたわらみその製法も広めたといわれています。
みそづくりが普及したのは戦国時代、武田信玄が行軍用の兵糧としてつくらせた 川中島溜がきっかけといわれています。
川中島溜とは、下総国(現在の千葉県)野田の飯田 市郎兵衛が川中島の合戦に際し、甲斐武田方に収めた豆油(たまり)をいいます。全軍の指揮を大いに鼓舞するほど美味だったことから、後に川中島御用溜の名を得ました。
近代では、1923年の関東大震災によって壊滅的な被害を受けた東京に向け、救援物資として送ったことで信州みそ は首都圏のみそ市場を席巻しました。
その後、戦中〜戦後にかけて長野県のみそ製造業マルマンが、それまでに開発されていた速醸法をさらに開発(中田式速醸法)し、それが信州みその製造法とともに関東地方に普及したため市場占有率は高くなり、現在の製造量は年間19万トン以上で全国シェア1位となっています。
みそを使った長野県の郷土料理 ご当地料理
- 信州雑煮
- みそ天丼
- ぶっこみ
- 五平餅 木曾地方
- 鍋焼うどん 根羽村
- 山ごぼうのみそ漬け
- おやき(みそで味付けした具
- 鯉こく
- 朴葉焼き
- 安養寺ラーメン 佐久市
- 唐辛子みそ
信州みその製造元 製造メーカー
【佐久味噌醤油工業協同組合】
【上田味噌醤油工業協同組合】
【長野味噌醤油工業協同組合】
- (株)三原屋
- (株)よしのや
- (有)酢屋亀本店
- (有)糀屋酒井醸造舗
- (有)井上醸造
- 北野屋味噌醤油醸造(株)
- (資)糀屋本店
- (株)マルモ青木味噌醤油醸造場
- かくおか醸造(株)
- マルコメ(株)
- 信州長野味噌醸造(株)
- (有)小川醸造場
- マルミ(株)
- (有)酒井醸造
- (有)西麹屋本舗
- 宮入醸造(有)
- (資)高村商店
- 中島醸造(有)
【高水味噌醤油工業協同組合】
- (有)塩屋醸造
- (有)土屋味噌醤油醸造場
- (有)糀屋本藤醸造舗
- 千日みそ(株)
- (有)中村醸造場
- (株)松葉屋本店
- (有)穀平味噌醸造場
- (有)ふくろや
- (有)小林醤油店
- (株)丸世醸造場
- 中野醤油(株)
- マルヰ醤油(株)
- (有)芋川糀店
- (有)関谷醸造場
- 加賀屋商店
【松本味噌醤油工業協同組合】
- 上高地みそ(株)
- (名)赤羽味噌醤油醸造店
- (株)石井味噌店
- (株)萬年屋
- (株)大久保醸造店
- 三立醸造(資)
- 山八醤油味噌(有)
- (株)丸正醸造
- (株)藤林屋
- (株)五幸
- (名)川上商店
- (有)ヤマニ醤油店
- 畠山醸造(株)
- (有)俵屋麹店
- 大三味噌醤油醸造店
- たまりや(株)
- (有)会田醤油醸造店
- (株)玉井味噌
- (株)山治平林醸造店
- 丸山味噌醤油醸造店
- 藤澤醸造(株)
- (資)横川商店
- (株)市野屋商店
- (有)小池糀店
【信州諏訪味噌工業協同組合】
- (株)竹屋
- (株)丸高蔵
- 伊藤味噌醸造店
- 関味噌醸造所
- 諏訪味噌醸造(株)
- 岩波味噌醸造場
- 矢澤味噌醸造(株)
- 山高味噌(株)
- (有)丸井伊藤商店
- 花岡醸造(有)
- ひかり味噌(株)
- (有)山田醸造
- (有)丸上横内味噌醸造店
- (資)山万加島屋商店
- 松亀味噌(株)
- サスキチ味噌(株)
- (株)大徳商事
- (有)喜多屋醸造店
- 今井安之助商店
- (有)丸イ豊島屋商店
- 金元醸造(株)
- (名)丸五柏屋商店
- (有)糀屋今井本店
- (有)若宮糀店
【上伊那味噌工業協同組合】
【飯田味噌醤油工業協同組合】