『倭名類聚鈔』
『倭名類聚鈔』 原始味噌? 未醤
『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅうしょう)』は和名類従抄、略して和名抄とも呼ばれ、平安時代中期に作られた辞書です。
醍醐天皇の第五皇女 勤子(いそこ)内親王の求めに応じて源 順(みなもとのしたごう)が編纂したもので、名詞をまず漢語で類従し、出店となる漢籍を引用して説明し、万葉仮名で日本語に対応する名詞の読み(和名・倭名)をつけています。
第二十四 飲食部では酒醴類、水奨(大の部分は水)、飯餅類、麹蘖類、酥蜜類、菜羹類、魚鳥類、鹽梅類、薑蒜類と分類され、味噌などの発酵食品類の説明がありますので掲載させていただきます。
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