大事な原料 米
米の種類 うるち米、もち米、酒米
みそ用の米麹は普段ご飯で食べている
うるち米とわかりましたが、うるち米とはどういうものなのでしょうか。
食用の米には
もち米もありますが、両者の違いは含有するでんぷんの違いです。
でんぷんの性質で分けた名称が粳米(うるち)、糯米(もち)となります。
表にまとめてみました。麹から始まり、同じ発酵醸造の過程を通る日本酒用の酒米も参考になりますので比べてみてください。
| | 米粒 | でんぷん特性 | 用途 |
うるち米 | 半透明。 | アミロース20%程度。残りはアミロペクチン。 | 米飯上新粉、ビーフンせんべい  |
もち米 | うるち米より丸みがあり乳白色。 | 成分は ほとんどアミロペクチン。粘りが出る。 | 赤飯、おこわ、ちまき求肥粉、白玉粉、寒梅粉、団子餅、おかき、あられ  |
酒米 | 米粒が大きい。(玄米)  | 心白と呼ばれる中心部分のでんぷん質が大きく、タンパク質が少ない。 | 日本酒  |
精米した米の成分はでんぷん質(炭水化物)が70%以上で、
アミロースと
アミロペクチンの2つのでんぷん分子がほぼ占めます。
この2つの分子のバランスで、炊き上がりの粘りが異なってきます。
アミロースとアミロペクチンは分子構造が異なり、アミロースは熱水に溶けますが、アミロペクチンは熱水に溶けず分子同士が絡み合って水分を抱きこみます。そのため粘り気が出るのです。
もち米はでんぷん質のほとんどがアミロペクチンのため、粘り気が強くなります。一方、うるち米は20%ほどはアミロースなので、もち米ほど米同士がくっつかず粘り気も少なくなります。
アミロースとアミロペクチンのバランスが米のおいしさのヒミツの1つと言われており、米の品種改良ではこの2成分と、硬さなどの食感、見た目の照りなどから米の特性を出していきます。
≪みそ用の麹米に必要な性質
玄米も みその麹に使われる
≫
