学問・科学の目でみた味噌
昔話から広がる民俗学・心理学・夢分析
味噌について書かれた書籍を追っていくと、昔語りの「味噌買い橋」という昔話を見つけました。
この昔話について民俗学者の柳田国男氏が注目し、世界各地に似た伝承があることから検証をしたことから味噌買い橋の名前とその地方について注目が集まりました。1939年(昭和14年)のことです。
「味噌買い橋」の昔話は後年、夢判断や心理分析の研究に使われるなど、もはや味噌そのものとは関係なくなっていますが、いまだ学術界でも「味噌買い橋」は題材となっている面もあるのでとりあげてみました。
昔話「味噌買い橋」については こちらへ。
- 「味噌買い橋」 柳田国男
- 『柳田國男とヨーロッパ』 高木昌史 編
ほかにドイツ文学者の中野京子氏の随筆では「味噌買い橋」を別の視点から書いています。
物理学
まったく分野は異なりますが、味噌汁をお椀に注いだときに起こる現象について、物理学の視点から解説しているものがありました。こんなところにも物理学か!という新鮮な驚きがあったので掲載させていただきます。