「サバの味噌煮と牛乳」 幕内秀夫 | 随筆の中の味噌みそ

随筆の中のみそ「サバの味噌煮と牛乳」 幕内秀夫

「サバの味噌煮と牛乳」 幕内秀夫

『いのちの叫び』

 

日野原重明、森繁久弥、永六輔、加藤登紀子、吉永小百合など、多彩な著者たちによる「いのちの叫び」を記した文章を編んだもの。

 

管理栄養士で健康・料理評論家の幕内秀夫氏(1953年〜)が「サバの味噌煮と牛乳」というタイトルで執筆しています。

 

ここでは栄養計算にとらわれてた献立の学校給食へ警鐘を鳴らしています。

 

幕内氏は給食の献立内容が栄養計算にとらわれておかしなことになっていることをテーマとしているものがありますね。献立を作る立場にとっては給食は予算内で栄養バランスをとることが大きな責任の一つのようですが、カロリーメイトが給食に出たり、焼きそばとメロンパンなど変な組合せの献立があるそうです。

 

サバの味噌煮は、ほかの書籍でも取り上げられていて、取り上げやすいおかずの一つだと思います。ここでは献立のおかしな組合せで取り上げられていたので正直意外で驚きました。
でもその分、読者に理解されやすいたとえと思ってのことなのでしょう。

 

サバの味噌煮は、青魚のサバの臭みをみそで消して食べられる栄養面でも良いものですので、食育の面でもおいしい組合せで食べたいものです。
子供のころの食事が味覚の原点になるといいますから。

 


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