黒姫山に 花鶏溢れる 味噌焚けば
金子兜太(かねこ とうた)
渡り鳥で、シベリアから日本海側の山形県〜富山県に渡来する。秋に渡来するので穀物を食い荒らすとして嫌われたが、食用としても重宝された。焼き鳥などで食されたが、捕獲のかすみ網が戦後に禁止となったため猟が下火となった。
Brambling / chapmankj75
季語…味噌焚きが冬の季語。
金子兜太(1919年〜)は埼玉県出身の俳人。上武大学文学部教授、現代俳句協会会長を歴任。