味噌汁の詩 | 唄 歌 詩 に謡われた味噌みそ

味噌汁の詩

味噌汁の詩  唄:千 昌夫

 

 

 

味噌汁の詩

 

               千 昌夫 歌

               中山 大三郎 作詞/作曲

 

(セリフ)しばれるねぇ 冬は寒いから味噌汁がうまいんだよね
うまい味噌汁 あったかい味噌汁
これがおふくろの味なんだねえ
 
あの人 この人 大臣だってみんないるのさ
おふくろが いつか大人になった時
なぜかえらそな顔するが あつい味噌汁 飲む度に
思い出すのさ おふくろを
わすれちゃならねえ 男意気
 
(セリフ)へぇーそうか おまえさんも東北の生まれか
気持ちはわかるが あせらねえ方がいいな
やめろ!あんなあまったるいもの好きな女なんか
何がポタージュだい 味噌汁の好きな女じゃなくちゃ !!
寝るのはふとん 下着はふんどし ごはんのことを
ライスだなんて言うんじゃないよ。
田園調布? 家を建てるんなら岩手県 それも陸前高田がいいね
金髪? き・・・金髪だけはいいんじゃないべかねえ
それにしても近頃の人は 何か忘れてるね
これでも日本人なんだべかねぇ
 
日本人なら忘れちゃこまる 生まれ故郷と味噌汁を
何だかんだと世の中は 腹が立つやら 泣けるやら
どこへいたか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ 男意気
 
(セリフ)ふるさと出てから16年 いつもおふくろさんの
ふところ夢見ておりました 思い出すたびに
子の胸がキューッと痛くなるんです
思わず涙が出てくるんだなあ それにしても今夜はしばれるねぇ
このぶんだと雪になるんでねえべか
おふくろさんの味噌汁が食いたいなあ・・・かあちゃーん !!

 

http://www.uta-net.com/song/4337/ より

 

1980年11月リリースの千昌夫 氏の唄。

 

ニューミュージックのトリオ「珍道中」(南雲鈴之助、三浦けんいち、ムトー・ヒロシ)の「みそ汁の詩」(1977年リリース)をカバーした曲です。

 

北海道味噌「千両こばん」のCMソングに使われていた一節をレコード会社のプロデューサーが興味を持ち、中山大三郎氏に依頼してフルバージョンにしたものが「珍道中」のデビューシングルとなりました(オムニバスアルバム『いい歌みつけた』所収)。

 

これを千昌夫氏が耳にし、自身の雰囲気に合わせて手直しをしてレコード発売となった曲です。

 

 


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